2010/02/26

ヴァーチャルワールドの効用

Original Title: Efficacy in Virtual Worlds
Original Posted: Glenn Linden, 2010/02/26 17:16:00
今週行われVirtual Edgeカンファレンスではこの質問に焦点を当て、下記に挙げるSecond Lifeで効果をあげている幅広いプロジェクトを紹介しまし、なぜヴァーチャルワールドが効果的なプラットフォームとなりえるか(過去のエントリーもご覧下さい)を見ていただきました。
またJournal of Virtual Worlds Researchは様々なヴァーチャルワールドを使ったケースの調査報告書を発表しています。

1) Loyalist Collegeにおける国境警備訓練
生徒の危機対処能力テストについて、2007年は56%だった正解率がSL内シミュレータ施設を利用した2008年には95%になったという結果が出ています。

2) Michelin - ITトレーニング
Forrester ResearchのErica DriverによるCase Study: Michelin Uses Second Life For Enterprise Architecture Trainingで、他の手段では達成できなかった目標にSecond Lifeを利用することで達成できるとの報告がされています。

3) Medical: RTI: Avatars could help fight obesity
アバターに高レベルの身体活動をさせているユーザは、自分自身の実生活での高レベルの身体活動にも関心があると調査報告が出されています。

4) Philips Design: To Play or Not to Play by Slava Kozlov and Nicole Reinhold
ヴァーチャルワールドでは自然環境を再現できるので"4 gray walls"症患者に対し、その他の手段よりも革新的で創造力あふれるアプローチを提供できるのではないかと報告されています。

5) Virtual Worlds vs. Video: "Why Webcams Fail" by Caleb Booker
カメラを通しての場合とアバターを使った場合のミーティングを比較し、ヴァーチャルスペースが優れている点が3つ挙げられています。
1. パーソナルスペースを作成できる
2. どの学習モード(※音声、画像など)でも快適である
3. 視野いっぱいの体験が容易に行える

その他Second Life内での用例はSL Wikiの Other Second Life Studiesをご覧下さい。

Second Life 科学関連施設

Original Title: Science in Second Life
Original Posted: Glenn Linden, 2010/02/26 17:15:38
つい先日とある企業から、人体-心臓の鼓動や血流など-についてインタラクティブに学べる施設がSecond Life内にないかどうか質問を受けました。
近いものとして思い浮かべたものはNMU(※Northern Michigan University?)のDon Bickley作、喉頭モデル(SLURL)でしょうか(このブログ記事を参照)。でもSecond Life内には科学や健康に関するコンテンツがまだまだあります。

SL Wikiには、科学健康(人体)教育に関するトピックがまとめられています。その中でもSL Science Center Groupサイトではこれらの施設のリストが挙げられています。SLHealthyサイトには健康関連施設がまとめられています。

Upcoming XStreet SL Software Release

Original Title: Upcoming XStreet SL Software Release
Original Posted: Siz Linden, 2010/02/26 14:14:26
前回お伝えした[概略]XStreet SLのソフトウェアのアップデートが2010年3月3日8:00am SLTに行われます。

このアップデートにより、Second LifeにログインすることなくWeb上でin-worldからXStreet SLへのL$転送が行えるようになります。
転送方法は以下の通り。
  1. "My Marketplace"ボックスにあるTransferオプションをクリック
  2. Second Lifeアカウントから転送するL$の金額を入力
  3. transfeをクリックして手続きを終了 

Remote Deposit Boxを利用されているユーザへの注意
このアップデート以降、Remote Deposit Boxは必要なくなりますので、アップデート後にremoveするようお願いいたします。もしアップデート後にin-worldにboxが残っている場合、定期的にエラーメッセージが送信されます。

お見逃した方のために:2月22日週のプレス記事ハイライト

Original Title: In Case You Missed it: Second Life Press Highlights from the Week of February 22
Original Posted: Pete Linden, 2010/02/26 14:13:02
SLプレスの週末がやってきました! Second Life関連のプレス記事がpress archiveに更新されていますが、その中からハイライトをいくつかご紹介いたします。

2010/02/25

Viewer 2はあなたをサポート

Original Title: Supporting You with Viewer 2
Original Posted: Courtney Linden, 2010/02/25 14:12:10
Viewer 2でまず気がつくのは新機能、オンラインヘルプ、スマートなUIでしょう。しかし、それだけではありません。Residentsからの要望も盛り込まれています。
PJIRAから開発チームへ、またはサポートを通して送られてきたResidentsからの要望のうちいくつかは、ユーザ主導の投票などによってViewer 2に組み込まれました。そんな機能を紹介しましょう。

機能要望・改善
  • 724投票 VWR-812[c]: アバタースキンへのアルファチャンネル追加
  • 542投票 VWR-1449[c]: 今あるアバターレイヤにタトゥーレイヤを追加
  • 366投票 VWR-11397[c]: タイニー以外の手段で小さいアバターの実現を(※要望内容とLindenが実現したと言っている機能と食い違いがあるようです?)
  • 145投票 VWR-16455[c]: no-copyアイテムを複数のInventoryフォルダに(※copyしないで)配置可能に
  • 13投票 VWR-10311[c]: LipSync(※SL Wiki参照)をデフォルトで有効に
バグ
  • 79投票 VWR-5474[c]: secondlife://スキームが機能していない
  • 35投票 VWR-138[c]: アニメーション再生優先順位が正しく機能していない
  • 28投票 VWR-9065[c]: アバター右クリック > Profileでプロフィールが表示されない
  • 27投票 VWR-6432[c]: Space Navigatorでの乗り物操作がおかしい

そのほかの項目はリリースノートの「Viewer 1.23とViewer 2との違い」「PJIRAからの重点項目」をご覧ください。
この版はベータ版です。まずは「既知の問題」をお読みください。また、すでに報告のある項目はPJIRAをご覧ください。

[VIEWER 2 TIP]自動カメラズーム+新ビュー・コントロール

Original Title: [VIEWER 2 TIP] Automatic camera zoom + new View controls
Original Posted: Torley Linden, 2010/02/25 10:41:03
友達や家族に紹介するときに、ALT+Zoomより簡単な方法がないだろうか。そんなViewer 2の機能を紹介。

Viewer 2は自動カメラズーム機能付き
オブジェクトやアバターを右クリックして表示されるメニューからZOOM INを選択すると、その対象にズームします。これは写真やmachinimaを撮影するときにとても便利です。
また、オブジェクトにTouch駆動でZoom In機能を埋め込むことができます。これにより案内板などに操作慣れしていないユーザの視点を誘導することが簡単になります。
Automatic Camera Zoom - Viewer 2 Beta Transition Tutorial (YouTube)


View controlの改良
「なんでアバターを正面から見る切り替え機能がないの?」 いいえViewer 2にはあります。やってみましょう。
Move and View Controls - Viewer 2 Beta Transition Tutorial (YouTube)


[ビデオ内容補足]
  • Viewer下部にあるMoveパネルViewパネルがそれです。
  • Moveパネルにはアバターの移動の他に、旧viewerでメニューにあったAlways Runがアイコンになっています。飛行もアイコンを使用します。
  • Viewパネルには従来のカメラズーム、カメラコントロールの他に、「通常」「アバターの肩から前方」「アバターを正面から」「マウスルック」の4つのカメラ視点切り替えが行えます。
  • キーボードショートカットも使えます。
Viewer 2に関する情報のまとめはViewer 2 Helpページから、また、Wallace Lindenのブログエントリー [概略]のチェックもお忘れなく。

Viewer 2開発の裏側

Original Title: Behind the Scenes of Viewer 2
Original Posted: Howard Linden, 2010/02/25 9:00:53
火曜日に公開されたViewer 2.0の開発の裏側をご紹介。

その前に注意点を。
  • まだベータ版です。バグ修正も行っていますし、フィードバックからのUI変更も行っています。しかし正式Viewerになってもおそらく大幅な機能変更はありません。ただし…
  • 我々はもっと頻繁(で、できれば品質の高い)なリリースを、扱い易い単位での新機能導入を含めて、行う予定です。
  • Viewer 2.0の新機能はユーザインターフェースだけではありません。Shared Media、ナビゲーション・コントロール、タトゥ・レイヤなども要チェックです。
  • Viewer 2.0 のソースコードはSnowglobeプロジェクトを通して公開します。
その他にも、T Lindenのブログ・エントリーViewer 2.0 Beta Release NotesFAQなどにも目を通してください。

開発
去年、Viewer 2.0のためにLinden側では約20名のエンジニアが、Scrum[スクラム]という開発手法をとり、UI、Shared Media、レンダリング…などなど…を構築してきました。その他にQA、UIデザイナー、プロダクト・マネージャー、プログラム・マネージャー、リリース・マネージャー、ドキュメント・スタッフなども参加しています。
また、The Product Engine、本社はカリフォルニア、開発チームはウクライナのオデッサ、とパートナーを組み開発を行いました。両者の関係は良好でこの関係が続くことと希望しています。

ユーザ体験
Viewer 2の最も重要とした項目は、特に新ユーザへのユーザ体験です。この項目に付いては80/20 Studioと密接な連携をとってインタフェースデザインを行ってきました。
しかしアバター編集、Inventory管理、ビルドツールなどには手を入れていません。今のところは。

初期段階でのResidentsからのフィードバック
昨年9月の段階で"Battery Street Irregulars"(※SL Wiki/Public Nightly参照)の中からBSI-STU ("Special Testers Unit")と呼ぶメンバーを招集しました。彼らはバグやうまくないUIなどのフィードバックを次々と報告してくれました。また1月~2月にかけて最大メンバーは100名を超えました。彼らの協力に感謝します。
もし将来のベータテスト参加に興味がありましたら beta@lindenlab.com まで、なぜ参加したいかを書き添えて申し込みを行ってください。

ハイライト
私が気に入っているViewer 2機能は
  • Shared Media:EtherpadやGoogle docs、お気に入りのColorilloを使ってコラボレーションができる。
  • Outfits:サイドパネルから簡単に変更できる。
  • Navigation Bar:テレポート履歴があって、ブラウザと同じ「進む」「戻る」ボタン付き。クリックだけでアクセスできる。
  • Tattoo Layers and Alpha Textures:インビジ・プリムの終焉。Yay!
  • Inventory Icons:靴アイコンがすばらしい。


やりたいことは山ほどあれど、時間少なし
Viewer 2.0はまだ始まったばかりで2010年もまだ開発が進められます。リリースのために泣く泣く削った機能もあり、そう遠くない将来に導入できることを望んでいます。
  • ソーシャルツール:Second Lifeのお気に入りの人・場所・物を共有できるツール
  • メッシュ、コンテンツのレンダリング改良:これによりスカルプトプリム、Shared Media、Flashなどのように、in-worldコンテンツを変容させるだろうと期待しています
  • アバターのレンダリング改良:タトゥーレイヤーはまだ始まり。今年中をかけてアバターの外見や動きを大幅改善すると期待しています
  • ユーザ体験のさらなる改善:上記のような課題があるため、アバター編集、Inventory管理、ビルドツールに手をつける時間を取れませんでしたが、今後もUIの改善を行っていきます

2010/02/24

Answers to a Few FAQs on Viewer 2

Original Title: Answers to a Few FAQs on Viewer 2
Original Posted: Wallace Linden, 2010/02/24 17:39:58
昨日公開されたViewer 2.0 Betaに対する反響はおおよそ酔印象のものでした。しかし一部のresidentsからは新UIでのトラブル、バグ、要望などが寄せられており、ここにこれまで寄せられた中で多い質問にお答えします。
まずViewer 2.0 Betaに関する情報は下記から取得することができます。
もしこれらのページに欲しい情報がない場合は、Second Life Answersも参照してください。

Media Controls
現在Shared Mediaに対する音量はON/OFFができるのみで、調整できません。これは将来のリリースで導入予定です。また、Second Life内ではFlashについての音量は調整できません。
今のところ、ここの音量調整は(※Me > Preferencesの他に)画面右上にあるスピーカーアイコンの左にある「再生」あるいは「停止」アイコンにマウスを載せて表示されるダイアログからコントロールすることができます。
さらにVoiceの音量調整はアバターにカーソルを載せて表示される「i」アイコンからコントロール可能です。

Build Menu
旧viewerで下部バーにあったビルドボタンは、Viewer 2.0では上部メニューバーの「Build」に移動しました。これまでどおりCTRL+B/CTRL+4(MacではCmd+B/Cmd+4)でアクセスできる他、すべての操作はこれまで通りキーボードショートカットから行えます。

Object Inspector
オブジェクト・インスペクターで表示される情報がこれまでより少ないものになっています。これについてはRelease NoteのKnown Issueにすでに記述済みで、今後今まで通りのものに変更する予定です。

HUDs and the Sidebar
HUDについては、新しいサイドバーに関連して表示位置がおかしいとの指摘を受けおり、優先的に対応している項目の一つです。
サイドバーについてはおおむね良い印象でいくつかの機能要望がありました。PJIRAへの要望追加もお待ちしております。

PPC Mac Support
Viewer 2ではRelease NoteにあるとおりPowerPCベースのMacに対応はいたしません。開発コストなどを考慮のすえ、今後はIntelベースのPCのみをサポートいたします。Viewer 1.23は今まで通りのサポートとなっておりますのでそちらをお使いください。

参考になりましたでしょうか? その他のご質問がございましたらSecond Life Answers、またはSupportまでお寄せください。
また、Viewer 2 Beta Forumではみなさまのご感想などをお待ちしております。

New Orientation Experience Test

Original Title: New Orientation Experience Test
Original Posted: Petra Linden, 2010/02/24 12:17:24
本日より新residentsへのオリエンテーションを行う、新たな"Welcome Island"のテスト運用が始まりました。新ユーザのうち一部がこの新オリエンテーションに誘導されます。

これはM Lindenによる1月のエントリーで語られた「初めて訪れるresidents体験をよりよい物にするためにSecond Life」に基づくもので、フィードバックを得た後、完全公開されます。

本テスト運用が終わり次第、オリエンテーションの詳しい内容をお伝えします。

Shared Media: Bringing the Web Inworld with Viewer 2

Original Title: Shared Media: Bringing the Web Inworld with Viewer 2
Original Posted: Edelman Linden, 2010/02/24 9:03:35
Viewer 2で導入されたShared Mediaの紹介です。
紹介ビデオ(YouTube):Introduction to Shared Media in Second Life - Part 2 (Gaming)

Shared MediaはWebKitエンジン(※The WebKit Open Source Project)を利用し、一般のウェブ・ベースメディアをin-worldでインタラクティブに利用できる機能です。HUDを介してTwitterを閲覧する、Google Docsを利用してコラボレートするなどの他に、通常のブラウザのプラグインであるAdobe Flash Playerも利用可能です。

ただし、いままでのin-worldではすべてのresidentが同じコンテンツを見ていましたが、Shared Mediaでは、例えば2人で同時にGmailにログインした場合にはそれぞれのアカウントの受信ボックスがそれぞれに表示される、といったように異なるものが表示されます。

ぜひViewer 2 Betaをご利用いただき、Shared Mediaへのフィードバック、Shared Mediaを利用したコンテンツの発表などをお待ちしております。Viewer 2 Beta Forumへどうぞ!

2010/02/23

[VIEWER 2] Check out the new *help* awesomeness! And beyond...

Original Title: [VIEWER 2] Check out the new *help* awesomeness! And beyond...
Original Posted: Torley Linden, 2010/02/23 13:01:33
Viewer 2に関するヘルプ・チュートリアルの紹介です。

●Viewer内HELPシステム
Linden Lab.のDocumentation Team作成のヘルプは、Viewerの右上にある「?」ボタンからアクセスできます。
Quick Start Guide
WikiベースのガイドがViewerから参照できます。
Tutorial Video
Second LifeオフィシャルのYouTubeチャンネルにViewer 2関連のチュートリアル・ビデオの再生リストが用意されています。
Viewer 2 Help
ビデオ、ヘルプ、ガイドなどのViewe 2情報をまとめたページがWikiに用意されています。
Viewer 2 Forum
その他の質問などはこちらのフォーラムへどうぞ。

Getting unstuck

Original Title: Getting unstuck
Original Posted: Courtney Linden, 2010/02/23 12:00:05
サポートによく寄せられる問題からTipsを。
  • 入れない!(ログインできない!)
    • ログイン画面の右角にある表示が"OFFLINE"の場合、グリッドに何か問題が発生しています。何が起きているのかを知るには http://status.secondlifegrid.net/ をチェックしてみてください。
    • "ONLINE"なのにログインできない場合は、ログイン画面にあるドロップダウンメニューからログインしようとしているregionを別の場所に変えてみてください。
    • それでもダメな場合、ファイアーウォールやPC環境などをチェックしてください。Knowledge BaseのStuck Logging in動作環境のページが参考になるでしょう。
  • 幽霊状態です!
    これにはいくつかのパターンが有ります
    1. ログインしたて、あるいは新しい場所にテレポートしてモヤモヤ表示になった場合、これはラグにより発生しています。インターネット回線などを確認してください。
    2. 正しくログアウトできなかった(例えばregionやPCのクラッシュなど)場合、他の人からは幽霊状態で見えることがあります。しばらく経っても治らない場合はサポートへご連絡ください。
  • テレポートできない!
    これに要因が多数ありますので、いくつか代表的なものを上げておきます。
    • テレポート先がダウンしているか、またはダウン処理中かもしれません。 http://status.secondlifegrid.net/ を確認してください。または現在いるregionがテレポートの処理を制限しているかもしれません。fly状態にして再度テレポートを試みてください。
    •  テレポート先に侵入する許可があなたに下りていないかもしれません。アカウントのAdult指定地区への侵入[日本語ナレッジベース](または環境設定[日本語ナレッジベース])ができない設定の場合はAdult地区へ移動できません。あるいは、regionオーナーからBANされている場合も移動できません。
    • アバターが重いのかもしれません。アバターを右クリックしてTake Off > Attachmentsを選び、特にスクリプト入の装備をはずしてみてください。到着後に再装着するのを忘れずに。
    • その他の状況について、Knowledge BaseのTroubleshooting Teleportingも参照してみてください。
  • griferに捕まった!
    • 一般的なgriferはケージ・ガンを使用してアバターを動けなくするものです。この場合はHelp > Abuse Reportから、またはgriferを右クリックしてAbuse Reportを選択するかのいずれかで直ちに報告してください。テレポートをすると逃れることができます。詳しくは Knowledge BaseのI got stuck in a box or a cage or something. How do I get out?が参考になるでしょう。
    • その他のgriferへの対処方法は、同じく Knowledge BaseのFiling an Abuse Reportを参照してください。

Introducing a New Third-Party Viewer Directory and Policy

Original Title: Introducing a New Third-Party Viewer Directory and Policy
Original Posted: Joe Linden, 2010/02/23 10:31:34
昨年の「Our Content Management Road Map(コンテンツ管理に関するロードマップ/2009-08-04)」、および「Upcoming Third-Party Viewer Policy(サードパーティ製ビュワーポリシー制定に向けて/2009-10-20)」の発表から、様々なフィードバックを受けて、Third-Party Viewer DirectoryおよびThird Party Viewer Policyを発表いたします。

これらの目的は以下にあります。
  • ユーザのパスワード情報の保護
  • grief行為からのユーザの保護
  • 知的財産権の保護
  • 高品質なサービス提供の維持
  • サードパーティ製viewer評価へのコミュニティ参加
  • 新しい興味深いアプリケーションへの目に見える形でのリスト化
新しいThird-Party Viewer Directoryへの開発者からの登録、このプログラム・ポリシーへのフィードバックをお待ちしております。

Second Life Viewer 2 Beta, Now Available

Original Title: Second Life Viewer 2 Beta, Now Available
Original Posted: T Linden, 2010/02/23 10:31:02
次期ViewerであるViewer 2.0のベータ版がリリースされました。
このviewerは、ブラウザ、Facebook、iPhone、Twitterなどの成功しているソーシャルメディアを研究して作られたもので、よりユーザ・フレンドリーなものを目指しています。
特徴は
  • 直感的に使えるインタフェース
    • ブラウザ風の「進む」「戻る」ボタン、お気に入りの登録
    • プロフィールなどよく使われる機能を右パネルに集約
    • Google Search Appliance技術を利用した強力な検索機能
    • 人間以外のアバターに最適なalpha maskレイヤーの追加
    • Viewer 2に合わせたヘルプ機能>
  • 標準的なウェブベース・メディアのSL内利用を可能にするShared Media™
などです。
Viewer 2に関する情報は以下を参照してください。
この版ではまだベータであり、フィードバックをお待ちしております。機能要望・改善要望などのフィードバックはViewer 2 Forumへどうぞ。

Viewer 2ベータのダウンロードはベータ版ダウンロードページから。

サードパーティ製Viewerについては、別途ブログエントリーで新しいサードパーティ製Viewerポリシーを適用したViewer Directoryシステムが発表されます。

[補足] Viewer 2 Beta FAQより
  • バグ報告: バグ報告は、上記Viewer 2 Forum、サポートチケット、PJIRAの3タイプからお好きな手段でどうぞ、とのことです。
  • viewer 1.23との同時利用:適宜viewer 1.23とviewer 2.0と切り替えて利用可能ですが、現在対応中のバグがありうまくいかない場合があるようです。その他にも既知のバグがありますのでリリースノートを必ず参照してください。
  • 利用言語:今はまだ、英語、ドイツ語、フランス語、日本語のみですが、現在サポートされている他の言語は順次対応されていきます。
  • Matuarity RatingMatuarity Ratingの名称が、PG, Mature, AdultからGeneral, Moderate, Adultに変更になります。
  • Shared Media利用法:shared mediaを利用した開発ヘルプガイドは現在作成中です。LSLからの利用方法はまもなく発表予定です。

2010/02/19

Nascera大陸の道路・海域

Original Title: Nascera Roads and Seas
Original Posted: Michael Linden, 2010/02/19 17:00:01
Linden Homeのある大陸Nasceraが先週大幅に拡大しました。我々(※LDPW, Wiki、Linden Department of Public Works参照)はこの大陸のため、大量の道路や水路を構築してきました。ただしベータ導入時にあったregion以外ではスクリプト入り乗り物が使用できる土地設定になっていません。

Molly Lindenと私で土地設定を行いますが、その後はみなさんが自由に乗り入れできるようになるでしょう。また、すでに海域はスクリプト可となっており、公海上にrezエリアも設定済みです。Residentsのみなさんが道路・水路を走り回っている姿を見ることを楽しみにしております!

2010/02/18

SFO(サンフランシスコ)データセンターからの脱出

Original Title: "Escaping" our SFO Datacenter
Original Posted: FJ Linden, 2010/02/18 21:16:10
San Francisco (SFO)からのデータセンター移行は最終段階を迎え、mySQL.agni(Second Life central database)がSFOからDallasデータセンター(DFW)へ統合された先週、重要なマイルストーンに達しました。

SFOからの移行完遂までに、SL region、外部・内部ウェブ、開発や社内を支える内部システム移行などの残作業を続けます。この作業は2月末までには終了し、その後3月いっぱいかけてDFWへの完全移行を行い、またVirginiaデータセンター(DCA)でのシミュレータ可動を始めます。

来月は新assetシステム設計についてお知らせする予定です。
  • 1月初旬に行われたmySQLのバージョンアップ作業についてはCharity Lindenのエントリーを参照してください
  • コアシステムはJuniper EX 8XXX Seriesで構成されています

SL Pro参加申し込み締切迫る

Original Title: Last chance to register for SL Pro!
Original Posted: Glenn Linden, 2010/02/18 13:43:52
SL Pro!への参加希望の方は、後期参加申し込み料のかかる2月19日(金)24:00(PST)までにお申し込みをお急ぎください。最終参加申し込みは2月21日(月)です。早期参加申し込みはUS$99、後期参加申し込みはUS$149となっています。

カンファレンスの皮切りは、2010年2月23日(火)午前9時に開始されるT Lindenによる基調講演で、Linden Lab.の計画概要、2010年の目標、開発中のプロダクトのプレビューなどを行う予定です。

カンファレンズ全体のスケジュールはSL Proサイトをご覧下さい。

2010/02/17

[LINDEN HOME] Linden Home ヘルプ

Original Title: [LINDEN HOME] Help articles
Original Posted: Torley Linden, 2010/02/17 11:47:54
Jack Lindenのエントリー[概略]の通り、Second Lifeでの生活を簡単に始められるように、Linden HomeはDocument Teamの長年の悩みのタネを解決しました。
プレミアムメンバーになったけど、無料の土地はどこ?
Linden Home-テーマに沿った土地・建物-がプレミアムアカウント特典に追加されました!

Linde Homeヘルプ
Kate Linden作成、Torley Liden校正のLinden Homeヘルプは以下にあります。

Linden Home正式オープン!

Original Title: Linden Homes Launched Today!
Original Posted: Jack Linden, 2010/02/17 11:11:38
プレミアムアカウント向けLinden Homeが新旧プレミアムメンバーへ正式オープンしました。

Linden Homeは新たに追加されたプレミアムアカウントの特典で、登録時ボーナス、毎週のお小遣い、main landでの土地所有権、カスタマーサポートに加えて、特典のmain land無料使用料を行使して家を持つことができるものです。なぜLinden Homeが追加されたかについては去年のエントリー[概略]をご覧下さい。

過去2ヶ月間に行われたベータテスト(先月のエントリー[概略]参照)では、最終調整が行われ、今後さらにフィードバックからの機能を追加する予定です。

そのひとつが数週間後に稼動予定のコントロールパネルです。このコントロールパネルを使用してWebページから、Linden Home居住者は壁・床・屋根のテクスチャや色他を変更できるようになります。またLinden Homeで使用しているベース・テクスチャを一般公開し、Linden Homeに合う家具等を作成できるようにし、XStreetSLではLinden Home向け商品についての専用カテゴリを用意いたします。


プレミアムメンバーです。Linden Homeの申し込み方法を教えてください
プレミアムアカウント特典の一部として全プレミアムメンバーがLinden Homeを申し込み可能で、メンバーへはLinden Homeの申し込み方法をメールで順次お知らせ致します。またアカウントページからも申し込めるようになります。

プレミアムメンバーになるにはどうしたらいいですか?
Linden Homeに加えて、プレミアムメンバーには登録時ボーナス、毎週のお小遣い、main landでの土地所有権、カスタマーサポートが受けられます。プレミアムアカウントへの変更はアカウント概要ページから行えます(※日本語ナレッジベース参照)。プレミアムアカウントの特典についての詳細はプレミアムアカウントページをご覧下さい。

Linden Homeとはなんですか?
新たに追加されたプレミアムアカウントの特典で、登録時ボーナス、毎週のお小遣い、main landでの土地所有権、カスタマーサポートに加えて、特典のmain land無料使用料を行使して家を持つことができるものです。

Linden Homeの見学は下記slurlをご利用ください。

2010/02/10

XstreetへL$を転送する新方式

Original Title: New way to transfer L$ to Xstreet
Original Posted: Colossus Linden, 2010/02/10 17:34:58
まもなく、Web上からでin-worldからXStreet SLへのL$転送が行えるようになります。そうです、もうSecond Lifeにログインする必要もXStreetSL端末の前で行列することも必要なくなります。

来週(下記更新情報参照)、XStreetへのL$転送方法をリリースする予定です。転送方法は以下の通り。
  1. "My Marketplace"ボックスにあるTransferオプションをクリック
  2. Second Lifeアカウントから転送するL$の金額を入力
  3. transfeをクリックして手続きを終了
  4. ショッピング開始!
この機能のオープンはXStreetSLとSLのL$アカウントを統合し、いずれの方法でのショッピングでも簡単に行えるようにするための重要なマイルストーンです。この機能がリリースされると、これまで利用していたXStreet端末は不要になり、順次撤去される予定です。XStreetSL-SLのL$アカウント統合は今年の第一四半期後半から第二四半期前半に完了する予定で、3月末頃に完了予定のご報告ができると思います。

[2010-02-16更新] 諸事情によりリリースの予定が2週間遅れ、3月3日頃になる予定です。

2010/02/08

コミュニティ・タグのご利用案内

Original Title: Let's try some Community Tags
Original Posted: Colossus Linden, 2010/02/08 8:48:54
以前からのリサーチの結果、いくつかの公開タグを追加しました。今後も必要に応じて追加・再編していきます。

出品者の方がこれらのタグを商品説明に追記することで、対象商品の検索が簡単に行えるようになります。

コミュニティ別タグ

またもう少し大義のタグとして以下も追加されました。

出品者の皆様へ。これらのタグは正しく使われてこそうまく機能します。ですので関連しない商品にタグを付加することはおやめくださいますようお願い致します。

2010/02/05

2010年のリージョン維持費

Original Title: Island Monthly Fee Pricing for 2010
Original Posted: Jack Linden, Feb 5, 2010 11:16:42 AM
昨年、Residentのみなさんから価格・製品についての情報をオープンにするよう要望を受けました。そこで今年以降のプライベート・リージョンの価格保証についてお知らせします。

昨年、2009年6月1日までに購入されたホームステッドについて維持費の据え置き期間を2010年7月1日までとしました。この据え置き期間を6ヶ月延長し、2011年1月1日までと変更します。

また、維持費が据え置かれているフルリージョンについては2010年内での値上げはありません。

2010年中旬に再度維持費についてお知らせし、2011年初旬にもし変更が予定される場合にはあらかじめ伝達が行えるようにします。

これまでは譲渡されたリージョンの維持費は譲渡後も据え置き値段でしたが、2010年5月1日よりこれを変更いたします。維持費据え置きのリージョン(フル/ホームステッド)は2010年5月1日以降に譲渡された場合、現行維持費に変更されます。