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2010/05/20

TRP360

Original Title: TRP360
Original Posted: Silver Linden, May 20, 2010 11:14:48 AM

びっくりハウス。カーニバル(や低予算ホラー映画)を体験された方なら、不思議が詰まった建物に入ったことがあるでしょう。Freecilla KuhnさんがTRP360と共に作成されたびっくりハウスは、アートの展示場と障害物でできた一風替わったパズルボックスです。

Freecilla Kuhnさんはゲームやパズルの長年のファンでありクリエイター("TRP"は彼女の個人サイト"The Reid Puzzles"の意)で、Second Lifeへやってきた彼女はただ眺めるだけでなくインタラクティブなsimを作れることに気がつきました。

「私にとって探検とは、その場所へ行って眺めるだけではなく、よりインタラクティブであるべきものです。TRP360では、パズル愛好家が再度の探検でも簡単にならないような挑戦しがいのあるものを作ることを心がけました」とFreecillaさん。

この試みはTRP360でも大きな部分を占めています。書物が飛び交う部屋から惑星模型がある観測所まで、視点、挑戦の2つの要素で作成されています。

「これまで私が楽しんできたようなパズルを発想の転換をさせるような形でみなさんに挑戦したかったのです」

その言葉どおりTRP360で最も彼女が気に入っている部屋は、大釘の上を渡る狭い木製渡り板で、広くするかわりに渡れるように彼女自身何度も歩く練習をしたそうです。

「多くの人がそれを初めて目にしたとき考え込んだり、”…お先にどうぞ”と言うようなものがすきなんです」

また彼女はResidentsにフラストレーションを起こさせないような工夫が必要であることも承知しており、最適なアイコン・イメージでヒントを用意しています。TRP360のほとんどのパズル部屋では黄色いスマイリー・フェイスが(ときには)出口を指し示しています。

「このサインは、ある部屋では重要な方向を示しており、別の部屋ではヒントになっています。またある時は注意をそらす役目もして、挑戦者が隠された道を偶然発見できないようにもなっています」

TRP360でのFreecillaさんの試みは完成しようとしていますが、この成功に安住しているわけではありません。最近ではこれまでやってみたかった野心的なプロジェクトのためにRelativityをオープンさせています。

「別のsimを持つことがあったら、また別の、もっと凝ったsimワイドのびっくりハウスをつくりたいですね。いつかね」

探訪先をお探しですか? Destination Guideをどうぞ!

[補足]
The Reid Puzzles.com
TRP360 3D Works

2010/05/14

サッカーファン召集!

Original Title: Calling All Second Life Soccer Fans!
Original Posted: Limey Linden, May 14, 2010 10:00:35 AM

6月11日から南アフリカでの開催が予定されている2010 FIFA World Cupは、4年に一度行われる国際大会であり、史上初めてアフリカ大陸で行われる大会です。FIFA World Cupでは出場32チームの素晴らしい試合をスポーツファンのみならず熱狂して楽しみます。

我々もスケジュールをかいくぐって観戦する予定です。そこでDestination Guideでは、サッカーファンが集えるin-worldのバーやクラブ、この"The Beautiful Game"イベント向けに改装をおすみのregionをお持ちの方などの登録をお待ちしております。

Destination Guideへの登録は、コメントを頂くか、登録ページ(Destination Guide FAQ[日本語]をご覧ください)、または editor@lindenlab.com へ直接のいずれかをご利用ください。

2010/04/12

Lunamaruna

Original Title: Lunamaruna
Original Posted: Silver Linden, 2010/04/12 13:19:37
mushROOM を昨年オープンしたScottius Lunamaruna をZ art installationの一部として公開しました。ここを訪れると戯画化されたフグが住む村を目にするでしょう。
今回はこのScottiusさんに製作の秘密などをインタビューしました。

1.いつもどのような製作過程を踏んでいますか?
まずはペンでスケッチを行い、Second Life内でどう実現するのか、オリジナルを活かしつつ3D空間でどう表現するかを考えます。次に基本的な骨組みと構造物に取り掛かります。背景はまず簡単なイラストレーションを書きそれをスキャンして持ち込み、色彩を少しずつ決めていきます。最後に表現したい世界に必要なオブジェクトを考えながら配置していきます。

2.Dr. Seuss(※ぞうのホートンなどの絵本作家)のTim Burton風味という感じがしますが、Lunamaruna はどこから着想を得ましたか?
Lunamaruna は数年前に製作しようとした浮島のアイデアから生まれました。浮島は3D空間では満足のいくものができずにいました。明るい色彩とファンタジーは確かにDr. Seussを参考にしています。特別意識したわけではありませんが構造物には私の好きな建築家ガウディの影響が少なからずあると思います。シュールレアリズムのミロ、マックス・エルンスト、ルネ・マルグリットなどのイメージも頭にありました。

3. mushROOMとLunamarunaには少し似た部分があるように思いますが、mushROOMを作成中にLunamarunaのアイデアは浮かんでいたのですか?
2つにはスタイル、特に手書きのイラストレーションをテクスチャに使用しているという点で、明らかに類似があります。mushROOMを終えた時点で、この手法を寝室から村に広げたらどうだろうという考えはありました。

4.Lunamarunaには本来の物語がありますか?あるいはResidentsにはどんな風に考えてもらいたいですか?
regionのあちこちにこの場所がどういうものか、どんなことが起こったのか、そういったヒントをちりばめていますので、物語は自由に、むしろResidentsのみなさんの独自のアイデアを楽しみにしています。

5.次回作の予定は?もう次のアイデアはありますか?
犬、ワニ、洞窟といった感じのアイデアが浮かんではいます。

6.でも…なぜ熱帯魚?
熱帯魚は社会における個々の自治表現を暗に表してる…というのはウソで、魚がカッコいいと思ったからです。

探訪先をお探しですか? Destination Guideをどうぞ!

2010/03/01

The Mother Road & Napoliy

Original Title: The Mother Road & Napoliy
Original Posted: Silver Linden, 2010/03/01 12:26:33
今週のEurekaは根底は同じだけども違ったスタイルの2つの場所をご紹介します。

1つめはThe Mother Roadで、1950年代のRoute 66そのまま切り出してきたかのような景観です。

2つめはNapoliy、同じく伝説的なアメリカからインスピレーションを受けながらも、スラッシャー映画のような雨降りの暗いイメージでありながらどこかアメリカを思い出させるような場所となっています。

[補足]