2010/03/15

Shared Mediaの安全性とプライバシー

Original Title: Shared Media, Security, and Privacy
Original Posted: Samuel Linden, 2010/03/15 17:27:28
2月23日にViewer 2 Betaが公開[概略]され、これまでShared Media[概略]を使用した素晴らしいコンテンツが作り出されています。これらの作品はShared Media Destination Guideでクローズアップしています。
また同時にShared Mediaの安全性についてディスカッションが行われてきました。ここでなぜShared Mediaの自動再生がONなのか、などについてお知らせいたします。

Shared Media自動再生の利点
何ヶ月も前、Shared Mediaの自動再生設定についてその利点と欠点についてViewer 2開発メンバーの間で話し合いが行われました。この議論の末、Shared Mediaがもたらす利益が大きいこと、欠点についてはResidentsがコントロール可能であることから導入を決定しました。

みなさんの心配事
例えばブラウザからウェブページを閲覧したときには、おそらくみなさんのIPアドレスはサーバへ通知され記録されます。
Shared MediaではアバターとIPアドレスが関連付けて収集されてしまうのでは?という質問に対して、お答えは、「可能ではあります。ですが容易には行えません。」もし心配なのであれば、下記にあげる方法で自動再生をOFFにすることをお勧めします。

Shared media Cookiesの安全性アップ
本日公開されたViewer 2 Betaのアップデート版[概略]では、Viewer 2が保存するCookieは、Viewer単位からユーザ単位に変更になりました。これにより複数アカウントを1ユーザに結びつけることが難しくなります。

これ以外にも、Shared Mediaのプライバシー保護・安全性については検討を行い、アップデートを行います。

Shared Media自動再生OFFの方法
  • Preferences > Sound & MediaタブのAllow Media Auto-Playのチェックを外す。OKボタンを押して変更を保存。
  • 同様に、アバターに装着されているオブジェクトのShared MediaもOFFにできます。
  • Shared Mediaを通じてアクセスしようとしているURLは、Object Inspector、または Near by Mediaパネルから知ることができます。
  • Preferences > Privacy > Clear all user data からすべてのcookieを削除できます。
  • Second Life内でのセキュリティは一般のインターネットと同様であることにご注意ください。個人情報の共有はおやめください。