Original Title: Second Life Economy Hits New All-Time High in Q1 2010
Original Posted: T Linden, Apr 28, 2010 9:30:36 AM
第1四半期ハイライトOriginal Posted: T Linden, Apr 28, 2010 9:30:36 AM
- ユーザ間取引額:US$160,000,000。前年比30%増で過去最高の増加率。
- XstreetSLでの販売額:US$2,300,000。前年比82%増。前期比24%増。
- LindeXでのL$取引額:US$31,000,000。前年比9%増。
- 経済活動に関わるアクティブ Residents数:3月時点で517,349。2010年の最高。
- 月間ユニーク・ユーザ数:3月のピーク時で826,214。前年比13%増で過去最高。
- 販売・不動産・ビジネスシーンでのresidentsの創造力。特にバレンタインといった祝祭日向け、また映画アバターの公開など
- Linden Labによる、アフィリエイトや検索エンジン・マーケティングを利用した新規ユーザ獲得への投資
- 冬季特有の現象
バレンタイン
今年の2/14(バレンタインデー)は、XstreetSLでの一日の売り上げが過去最高を記録し、前30日間の平均より50%増、これまでの過去最高(2009/12/24)より28%増となりました。
ジェームス・キャメロン効果
今四半期は世界的に大ヒットした映画アバターの好影響を受けました。"アバター"という言葉の認知度が高まり、また映画で取り入れられた3D効果の成功による3D界への波及効果などにより、Second Lifeサイトへのアクセスが今四半期は増加しました。
新規ユーザ
第一四半期、Linden Labは、検索サイトでの広告(主にGoogle)、アフィリエイト・プログラム(パートナーやResidents)などにより潜在Residents層へのプロモートに力を入れました。
ユーザ体験改善
3月のin-worldからXstreetSLへのL$転送の簡易化[概略]やL$口座統一[概略]でL$残高へのアクセスが簡素化した直後からXstreetSLでの販売量が約25%増加しました。
またLinden Homesの紹介により、新旧residentsのプレミアム・アカウントが増え、Linden HomesのテーマにあわせたアイテムのXstreetSLでの販売も押し上げました。
サンフランシスコ・データセンターのダラス・データセンターへの移行も、パフォーマンスの改善をもたらしています。
Veiwer 2のベータ版公開は第1四半期には影響を与えていませんが、Viewer2が新規ユーザ体験に与える影響を第2四半期の経済報告で行う予定です。
冬季特有の現象
季節的な影響を正確に測ることは難しいですが、昼間の時間が短くなり寒くなると北半球圏での接続時間が長くなることは2009年第1四半期同様の現象です。
2010年第2四半期の展望
Liden Labによるプロモーションやユーザ体験の改善に支えられ、第2四半期もSecond Life経済の拡大が見込まれます。また第2四半期はViewer2が経済に与える影響についても注目します。
経済報告形式の変更
2009年報告でも触れたように、Second Life経済の報告形式はフィードバックを得て、土地の総面積や経済活動を行っているresidents数、residentsの総L$保有額などのメトリクスを追加しています。
報告形式などのフィードバック、要望は専用ディスカッション・スレッドへお寄せください。
[補足]
参考記事SL浪費生活「SL経済は底堅い。」